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子どもに読ませたいマンガ20選*ジャンプ600万部世代が選ぶベストセレクション

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30うん歳である私は、ちょうど少年ジャンプが600万部売れていた絶頂期を経験しています。私自身も例に漏れず、ジャンプマガジンサンデーを毎週しっかり読んで育った一人です。

漫画とテレビゲームは親にとって頭痛の種ですが、漫画から教えてもらうこともたくさんありました。漫画やゲームだけに偏るのが悪いのであって、それは我々大人の管理の工夫次第ですよね。私は、息子にもいい作品であればどんどん読んで欲しいです。

というわけで、晴れてパパになった私が、パパとして息子に読んでほしいと思う漫画を考えてみます。

子どもの教育のためと考え出すと途端に選びづらくなるので、そこは深く考えず「自分が読んで面白かったし、なんとなく勉強になるのでは」と思った漫画を取り上げてます。ちなみに人並み程度の漫画好きなので、メジャーどころしか読んでません。

無理やり順位もつけています。あくまで自分による主観の順位です。一応小学校中学年〜くらいを想定しているつもりです。

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20位 お〜い!龍馬 小山ゆう、武田鉄矢 全14巻

この漫画は友達の親から読めと言われて読みました。
子どもの頃は歴史漫画ってあまり面白くないって思っていたけれど、この漫画は最後まで読めました。史実とはかけ離れた部分も多いそうですが、幕末の時代を感じるという点で非常に良かったです。

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19位 名探偵コナン 青山剛昌 連載中

正直30巻ぐらいから真面目には追っていないのですが、もう90巻を超えているんですね。一昔前は人気漫画でもサクッと連載終了していたのに、最近はなんだか長寿化が進んでいる印象です。読者層の年齢が上がってきているのかな。

文字を読むということでは本と変わらない量を読み込めるので入れました。
もし息子が読書嫌いだったら、コナンを読ませて慣れさせたいですね。読書嫌いにコナンは厳しいかもしれないですが。
アニメから始めて漫画を読ませるという流れもアリです。

18位 珍遊記-太郎とゆかいな仲間たち- 漫☆画太郎 全6巻

私が子どもの頃にちょうどジャンプで連載されていましたが、当時は面白さが全くわかりませんでした。でも大人になって改めて見てみると実に味わい深い。当時のジャンプが如何に懐が深かったのかが分かります。

「漫画っていっても色々あるんだよ」「個性ってすごいよね」「でも真似はしないでね」というのを息子に感じてほしいです。

17位 MAJOR 満田拓也 全78巻

少年野球から話が始まる野球漫画ってあんまりないですよね。
しかも最終的にメジャーリーグに行くところまで話が続くっていうところで、もし息子が野球選手になりたいとなったとき、「じゃあこれ読んでみたら」と勧めるのも悪くないと思いランクインです。

なお、この主人公の息子が主人公となるMAJOR2は現在進行形で連載中です。

16位 いちご100% 河下水希 全19巻

ジャンプの恋愛漫画といえば、I”s かなと思うんですが、あれは小学生にはエロすぎます。最近だとぼくたちは勉強ができないですかね。

いちご100%を含めてジャンプでの恋愛ものは、全部冴えない主人公がモテモテになる話で、あそこまで女運が良くていいのかと思わなくもないですが、それが男の夢です。
これで女心が分かるとは全く思いませんが、女性を大事にするとかそういったことを感じ取ってほしいです。

この「いちご100%」は最後まで西野か東條か分からなかったのが良かったです。私は西野派でした。

15位 BILLY BAT 浦沢直樹 全20巻

伏線が多すぎて大人でもついていけてないのですが、それでも先が気になって読んでしまう漫画です。
歴史ミステリーがふんだんに入っており、歴史の勉強にも役にたつとは思うんですが、小学生に理解できる気が全くしないのが悩ましい。

あとは浦沢直樹の天才っぷりも感じて欲しいというのもある。頭が良すぎてついていけない。

14位 GIANT KILLING ツジモト 連載中

数多あるサッカー漫画ですが、選手じゃなく監督目線という切り口で歴代最高のサッカー漫画じゃないかと思います。

サッカーって俯瞰的な視点も必要なスポーツだから、この漫画を読んで色々と学んで欲しいです。スポーツに限らずどんなことでも俯瞰的に見ることを覚えたら、一気に上達することを知ったのは大人になってからです。これを少しでも早く息子に知って欲しい。

少年誌に載っているようなサッカー漫画はどうせ子どもは自分で読むでしょ、というのも選出理由です。

13位 ベイビーステップ 勝木光 全47巻

テニス漫画の代名詞はテニスの王子様ということは重々承知していますが、あれはギャグ漫画なので外しました。
このベイビーステップは、身体能力が普通な主人公が頭を使って強くなっていくストーリーであり、私の遺伝子を引き継ぎおそらく「普通」である息子に読んでほしい内容です。
よくよく考えたら高校生からテニスを始めて3年でプロになるんだから天才なんですが、それでもテニスをあまり知らない私から見ると勉強になります。

なんだか不本意な感じで連載が終わってしまいましたが(最近のマガジンは面白くないなぁ)、間違いなく傑作です。

なお、ヒロインのナツは私が今まで読んだ漫画の中で一番のヒロインです。

12位 風の谷のナウシカ 宮崎駿 全7巻

これが漫画だったことを知ったのは大人になってからですが・・・。
晩年は脱原発の発言等でちょっと怪しいなぁと思わせることが多くなった宮崎駿ですが、その世界観はやっぱりすごいです。人間とは何かを深く考えさせられます。

小学生には早いかなと思いますが、持っていればいつか理解できる日が来ますよね。

11位 宇宙兄弟 小山宙哉 連載中

子どもの夢の定番といえば宇宙飛行士。
私も小さい頃に天体望遠鏡を買ってもらってしばらくハマってました。宇宙を知るにはうってつけの漫画だし、散りばめられている名言に心打たれてほしい。

夢を夢で終わらせずに実現させていくさまは、是非息子にも知っておいてほしいです。

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10位 封神演義 藤崎竜 全23巻

もともとは中国に昔からある神怪小説。

歴史を知るって漫画ではないんですが、古代中国感を味わうことはできます。これをきっかけに古代中国の歴史に興味を持ってくれればなぁと思います(私がそうでした)。

ジャンプ漫画の割に、仲間が割とあっさり死んでいくあたりが、子どもながらに切なかった覚えがあります。
仲間じゃありませんが聞仲の生き様・死に様も好きでした。最後の結末も良かったです。

作者の藤崎竜先生は今ヤンジャンで銀河英雄伝説を連載しています。これも面白いのでおすすめです。

9位 信長協奏曲 石井あゆみ 連載中

月9ドラマにもなったことで一気に有名になりましたね。漫画としてめちゃくちゃ面白いことに加えて、史実に則っていることもすごいと思います。

日本史が超絶苦手だった、というか興味を持てずただ単に暗記していただけの私ですが、この漫画に出会っておけばもう少し興味を持って日本史を学ぶことができたかなー。信長の時代ってほんと色々と面白い時代だったんですね。

最終回の展開が気になる漫画でもあります。史実通りにいくのかどうか。

8位 聲の形 大今良時 全7巻

マガジンでの読み切り時のときの衝撃は忘れられないです。

自分が小学生のときには特別学級に知的障がいを持った子がいましたが、いじめはしてなかったけどやっぱり避けてはいたな。身近だけど避けたがる問題だと思います。

子どものときに見ていたら面白いとは思わなかったかもしれない。でも子どもには読んでほしい一冊です。

7位 魔人探偵脳噛ネウロ 松井優征 全23巻

人間の欲望とか悪意とかをうまーく?誇張して表現しているのが良いです。それでいて嫌味とかなく読めるので、ぜひ息子には人間ってこういう一面があるかもよっていうのを知ってほしいです。

電脳HALの話はそれだけを切り取ってどっかで映画化してほしいと心から思います。パスワードが"刹那"っていう人間臭さがとてもぐっときました。あとサイの最後も良かったです。

同じ作者だと暗殺教室のほうが有名で、教育的にもこちらのほうが良さそうですが、ネウロのほうが人間味の多い漫画です。

6位 H2 あだち充 全34巻

高校野球を題材にした漫画でいえば、「ダイヤのA」「おおきく振りかぶって」とか、少し視点を変えたところでは「ラストイニング」もめちゃくちゃ面白いと思いますが、息子に見せるならやっぱりこれ以外に考えられません。

正確に言うと野球を題材にした青春漫画ですね。これを読むとなぜか泣きたくなります。H2を見て野球をしたくなるかは怪しいですが、こういう高校生活(青春)を送りたくなるのは間違いないです。

伊羽商戦翌日の比呂とひかりのやりとりは個人的にきゅーんとなりました。

5位 DRAGON BALL 鳥山明 全42巻

これは興味があるなしに関わらず、一般教養として読み込んでおくべきものです。

ジャンプ600万部時代は、「ドラゴンボール」「スラムダンク」「幽遊白書」を3本柱とし、「ダイの大冒険」「まじかるタルるートくん」「花の慶次」「CITY HUNTER」など錚々たるタイトルが並んでいた時代です。

そんな時代を生きれた私は幸せだったのかもしれない。ちなみに私は「ペナントレース やまだたいちの奇蹟」が一番好きでした。

4位 SLAM DUNK 井上雄彦 全31巻

これもドラゴンボールと同様に一般教養として知っておくべき知識としてランクインさせました。当時そこまで人気のあるスポーツではなかったバスケを一気にメジャーなスポーツへと上り詰めさせた漫画です。

息子が20数年後に就職したとして、就職先の部長とかと世間話をするとなったら、ここら辺を知っておけば当たり障りのない、でも心をくすぐる会話が出来ます。

3位 銀の匙 Silver Spoon 荒川弘 連載中

北海道の農業・酪農高校を舞台にした漫画。そういえば映画化もされていましたよね。

親としてはこういう世界も味わって育ってほしいのですが、東京で育つ息子にはなかなか感じることのできない世界のはずです。せめて漫画の世界でその魅力を感じてほしい。漫画としてもとても面白いです。

2位 鋼の錬金術師 荒川弘 全27巻

銀の匙と同じ作者ですが、どうしても外すことができませんでした。私が読んだ漫画のなかで一番を選べと言われれば、これを選ぶと思います。作者は天才だと思います。

錬金術や等価交換の法則も、化学や物理の基礎的な考え方をそれとなく身につけるのにいいと思います(錬金術がそもそも非現実ですが)。
でもそんなことは置いといてただただ面白いから読んでみなさいと言いたくなります。

個人的には漫画だけでなく、第1期のアニメも最高だと思ってます。

1位 HUNTER × HUNTER 冨樫義博 連載中

やっぱり一位は定番のやつですね。これを連載中と言っていいのかというのは疑問ですけど…。
漫画自体も間違いなく面白いですが、それ以上に冨樫という天才がいること、そしてこれだけ突出した存在になればあくせく働かなくてもいいんだよ、ということを息子に伝えたい。逆に教育上良くないかもしれませんが、これが現実ですしね。

さいごに

冒頭でも書きましたが、「教育に良い」という観点より「自分が読んで面白かった 」+「何かを感じてほしい」の総合点で選びました。

個人的に好きなランキングとなると、鋼の錬金術師→ネウロ→ベイビーステップになります。

んー自分で読みたくなってきた。

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