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パパ目線で伝える子育てのこと

鉄道博物館(てっぱく)攻略法*土曜の混雑・ミニ運転列車・リニューアル後レポも

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我が家は3歳と生後10ヵ月の兄弟との4人暮らし。

我が家の3歳児は、3歳にして子鉄歴3年のベテランさん←3年は流石に言い過ぎだけど、2年は確実。

そんな子鉄を喜ばせようとパパも色んなトレインビュースポットに連れて行っています。

▶︎うちの2歳子鉄が勧める「もしも1日東京観光するなら」【電車ビュースポット巡り】 - パパパッとパパ

そんな子鉄くんですが、なんと鉄道博物館はまだ未体験でした。この度シンカリオン熱が熱すぎて、ついに連れていくこととなったのです。なお、行ったのは大宮の鉄道博物館です。

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登場人物紹介

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兄:3歳1ヶ月
鉄道大好き子鉄くん。でもイヤイヤ期真っ只中で人混みとか行列とかはできるなら避けたい。

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弟くん:10ヶ月
子鉄予備軍。この子は大人しくて手がかからない。今回はお留守番だけど、お留守番でも文句言わない。

(*イラストはKaoさんに描いてもらいました。詳細はこの記事をご覧ください*)

我が家がてっぱくを避けていた理由

息子はかれこれ2年くらいはずっと電車に魅入られているので、当然鉄道博物館もお出かけ先の候補として何度も上がっていました。でもこれまでは全て却下となってきました。その大きな理由がこれです。

  1. 微妙に遠い
  2. 絶妙に高い
  3. 博物館には興味がない

大宮なので行けない距離ではないのですが、片道1時間はかかります。往復2時間かけて行く程なのか…といつも葛藤してしまいます。そして結局横浜のアンパンマンミュージアムに行ったり…みたいなことになってました。

そして絶妙に高い。入場料は大人千円なのですが、交通費まで入れると2,500円。往復2時間なのでご飯も向こうで食べるとなると4〜5,000円飛んでいきます。鉄道の博物館行くだけで5,000円はちょっと…と思ってました。

そして何より息子が興味を持つのか怪しいという疑念が晴れなかったのです。いま走ってる新幹線や電車は大好きですが、電車の歴史には興味がありません。2歳そこらだとアトラクションも楽しめないだろうし、時間とお金をかけて行くようなところではないんじゃないかと思ってました。これが歩いていける距離にあったら全然行ってたんですが。

そんな我が家が勧めるてっぱくの楽しみ方・攻略の仕方

今回初めて行った鉄道博物館ですが、かけた労力・お金分には楽しめたと思います。今回我が家が楽しめた要因をまとめます。てっぱくに初めて行こうって思ってるパパは是非参考にしてください。

「新幹線&鉄道博物館きっぷ」で行き帰りも存分に楽しむ

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JRが東京〜大宮間の新幹線往復と大宮〜鉄道博物館駅間の往復、それに鉄道博物館入館引換券がセットになった「新幹線&鉄道博物館きっぷ」を発売しています。今回私はこれを買っていきました。

これお値段3,580円もします。結構お高いですよね。でも東京駅から同行程で行こうとすると2,470円かかるので、1,110円で往復新幹線に乗れると思えば案外お得な気がしました。

うちの息子はのぞみにはたくさん乗ったことがありますが、色のついた新幹線には乗ったことがありません。そしてこれからもそうそう乗る機会はない見込みです。その一方で息子はシンカリオンが始まってずっとはやぶさ・こまちに乗りたがっていたのです。

そう思うとプラス千円で子鉄に夢の時間を味わってもらえるのであれば、悪い買い物ではないと思ったのです。ま、結局時間が合わず、マックストキとつばさに乗ったんですけどね。

新幹線に乗ってるときの息子の目の輝きようといったら、眩しすぎて思わずブラインドしたくなりました。個人的にはこのプラス千円のオプションでアンパンマンミュージアムに匹敵する魅力になったと思います。

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開館20分前に並ぶ(普通の土曜日)

小さい子連れで鉄道博物館に行く場合、1番のお目当は「ミニ運転列車」になります。読んで字のごとく列車を自分で運転できるアトラクションです。

このアトラクションは整理券を配布していて、それを受け取ることが最大のミッションとなります。イメージとしてはディズニーのファストパスを取りに行く感じです。

で、事前のリサーチによると土日は相当混雑していて、この整理券が開館後すぐになくなるということだったんです。

そういうわけで我が家は開館20分前に着くようにしました。

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これが着いたときの行列です。人数で言うと50人くらいです。お、意外と混んでないってのが最初の感想でした。

そこから開館15分前で100人、開館10分前で200人くらいまで列が膨れ上がっていました。あと5分遅れてたら結構後ろのほうになっていたかもしれない。というわけで、開館20分前到着を目指すのが賢いかもしれません。

新幹線&鉄道博物館きっぷの恩恵がここにも

今回「新幹線&鉄道博物館きっぷ」でやってきたので、入館チケットを買う必要はなく、インフォメーションセンターで引き換えるだけでした。

この入館チケットを買うのが案外手間取るようです(新幹線の切符を券売機で買うようなイメージ)。

インフォメーションセンターでの引き換えはほとんど一瞬で、あっという間に入館でき、結果的にほぼ先頭集団でミニ運転列車の整理券をゲットすることができました。

インフォメーションセンターの窓口は3つで、券売機は11台あったので、状況によっては券売機のほうが早いことがあるかもしれません。この辺は自己責任でお願いします。

ご飯も早めに

鉄道博物館の攻略に限らず、ちびっ子連れの常識ですが、ご飯も少し早めに取ったほうがいいです。こと食事のことになると待てなくなるのが子どもです。ちょっとでも並ぼうものならすごい剣幕で怒り出します。

我が家はお弁当買ってJR高崎線の見えるところで食べたのですが、11時半前にはもう席がいっぱいになってました。危ない危ない。

子ども連れでのてっぱく見どころ5選

せっかくなので3歳児の目が輝いたてっぱくの見どころを紹介します。

ミニ運転列車

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まずは何と言ってもコレ。朝イチで整理券をゲットし、午前中のうちに行ってきました。

写真はまさに息子が運転しているところです。小学生以下は大人同伴での運転ですが、操作はギアのチェンジだけなので3歳児でもできます。

ところどころある駅とか信号とかに合わせてギアを操作し、スピードを調整するというアトラクションです。スピードもゆっくりなので危ないことは何もない、ただただ3歳児が喜ぶだけのアトラクションです。屋外で電車を走らせるってのが子どもにはとても嬉しいようですよ。

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ちなみに息子が運転したのは特急ひたちです。たぶんイーストアイとかを運転したそうでしたが、車両は選ぶことができません。

ミニシャトルはやて

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屋外をミニはやてが走ってました。一応北館と本館との連絡車両のようですが、確実に歩いたほうが早いです。

車体自体もそんなにクオリティが高いとは思えませんでしたが、息子が家に帰ってからママに報告した"今日乗った電車リスト”にはやても名を連ねていたので、3歳児には楽しかったようです。

なお、写真は車内です。車窓からJRの線路が見え、走る埼京線などを拝むことができます。

電車を見ながら新幹線のお弁当を食す

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お昼はもちろん新幹線のお弁当です。

行く前からこれを食べることが決まってました。ちなみに写真のかがやき弁当、お値段1300円です。たっかっ。それでも買わざるを得ないのだから、値段設定として正しいと言わざるを得ない。

なお、この鉄道博物館がJR高崎線の線路と新幹線の線路の間に作られており、トレインビュースポットとしても相当レベルが高いです。

JR高崎線の線路では在来線に加えて貨物列車もよく通るので、そのたびに息子は興奮していました。東京だと貨物列車って見る機会があまりないしね。

走る新幹線も三階のラウンジみたいなとこで見ることができます。

私と息子は相当悩んだ挙句、新幹線ではなく在来線のよく見えるところでご飯を食べました。

巨大ジオラマ

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この2年で色々なジオラマを観てきて、サイズの大きなジオラマも観てきましたが、ここのが一番大きかったかも。しかも最近リニューアルされたようでとっても綺麗。

わたし後ろで昼寝しててもいいんじゃないかってくらい息子さんは無我夢中で観ていました。3歳児でもあの精巧さには感動を覚えたのだろうか。

それまで縦横無尽に走り回され、ヘトヘトに疲れていた私にとってこのジオラマタイムは体力を回復させるいい休憩になりました。

行き帰りの新幹線

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最後はてっぱくの中の話ではありませんが、行き帰りの電車移動もてっぱく観光に含まれます。

東京〜大宮間の約20分の乗車ですが、これ以上長引くと3歳児は愚図ってしまう可能性があるので、新幹線の乗車時間としては丁度いい塩梅です。

今回乗ったつばさにマックストキは私も乗ったことがなかったので、ちょっとワクワクしてしまいました。

(2018.12)リニューアル後の鉄道博物館に4歳児と行って来ました

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大宮の鉄道博物館は2018年夏にリニューアルして展示等が増えています。そんなわけでリニューアル後の鉄道博物館レポもお届けします。

鉄板はミニ運転列車

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小さな子向けの1番のアトラクションはこのミニ運転列車となります。ブレーキとアクセル(というよりギアチェンジ)だけの簡単操作で、線路上を走るミニ列車を運転できるという夢のようなアトラクション(一回二百円)。

このアトラクションは30分単位で区切られた整理券が必要なんですが、どうやら小学生以上1名につき一枚配っているようで、我が家は2枚貰えました。ま、並び直せば何枚でも貰えるんですが、二回乗れば十分だろうとそこまではしませんでした。

この日は平日ということもあり、混雑もしておらず、余裕を持って整理券も取れたし、アトラクションも楽しめました。

新館&てっぱくひろば

今回のリニューアルでオープンしたのが南側(入口入って右側)の奥にできた新館。

目玉なのが、E5系はやぶさの実物大のモックアップと400系つばさの実車。

はやぶさは外から見るだけで中には入れず4歳児は残念がってました。つばさのほうはバッチリ中にも入れてしばし妄想乗車タイムを過ごしてました。

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周りに他のお客さんもいる中、車内アナウンスを無茶振りされ、パパは顔を赤らめながらなりきりましたよ。4歳になり、ただ動き回るだけでなくこういう遊びもできるようになって、パパは嬉しい…けど恥ずかしかった。

そしてもう一つの目玉がてっぱくひろば。ひろば自体はリニューアル前からありましたが、遊具が変わっているよう。ま、ちょこっと遊具があるだけの屋外の広場なんですが…。

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そこら辺の公園にもあるような遊具なのですが、てっぱくマジックでいつもより楽しく感じる不思議。なんだかんだ結構長居してしまいました。

ただ、ここはホントの屋外で日を遮るものも風を遮るものもないので、真夏・真冬はキッツいと思われます。

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ちなみに新館にはその他にも4歳児が何とか理解できそうな展示物がいろいろされており、それなりに時間をつぶすことができました。

4歳になるとジオラマを楽しめるようになるんだ

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てっぱくには大きなジオラマもあります。これ自体は2017年にリニューアルされていて、息子も同じものを見ているんですが、息子が大きく成長してました。

3歳のときに来たときには、一通りジオラマを見てほんの10分も滞在せずに終了でしたが、今回は途中あった10分間の実演プログラムもしっかり観客席で楽しむことができました。なんという成長。

ちなみにパパは途中でなぜか記憶が途切れ途切れになっています。…いい休憩になったなぁ。

お昼ご飯のオススメは?

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やっぱり4歳は新幹線弁当に食いついてしまいます。新幹線弁当の存在を知っているからもうこれ以外の選択肢を取ってくれません。でもこのお弁当1300円もするんですよ。正直中身は500円でも高いくらいのクオリティ…。容器で800円取られてます。息子は満足そうだったからいいんだけどね。

大人もお弁当を買って食べましたが、冷めているし値段は高いし、味も・・・で、あんまりオススメしません。

そもそも味に期待はしていませんが、せめて出来たての温かい食事のほうが食欲がわきます。

てっぱくにはいくつかレストランもあるし、テイクアウトがよければ駅弁よりキッズプラザにあるハンバーガーセットのほうが温かい食事にありつけるはずです。

ちなみに新館の4階にはレストランがあり、そこからは走る新幹線を見ながら食べることができます。

テイクアウトで食べる場合でも、3階にラウンジがあり、そこで新幹線を見ながら食事をすることができます。休日なんかは混み合っているので早目に場所を確保しておいたほうがよいです。

平日の混み具合は?

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我が家が行ったのは12月の平日(金曜日)。ほとんど混雑はしていませんでした。

入場券もほとんど並ばずに買えたし、アトラクションもほぼ並ばずにすぐに乗れました。

ミニ運転列車のみ整理券が必要ですが、休日は開館直後にダッシュで取りに行かないといけないくらいなのが今回は悠々と歩いて行って11:30の整理券でした。

平日で気をつけないといけないのが、小学校の社会科見学とのバッティング。この日もどこかの小学生が数十人単位で来ていました。アトラクションは心配ないんですが、注意が必要なのが食事。ラウンジで食事をする場合、この小学生達とバッティングしたら途端に混雑します。

もし社会科見学の子どもたちがいたら念のため昼食には注意をしておいたほうがいいです。

4歳児、とっても楽しそうでした

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久しぶりにパパママを独占して一日中遊んだこの日。息子くんはとっても楽しそう&嬉しそうでした。

朝10時に着いて、お昼を跨いでてっぱくを出たのが14時頃。平日で空いていたのもあってアトラクション等で待つこともなかったし、充実の4時間でした。

帰りはてっぱくを出た瞬間にお昼寝してしまうほどテンションマックスだった様子。帰りは埼京線に乗ったので、いろんな新幹線とすれ違うのに、全部寝過ごしてました。

おわりに

3歳の子鉄くんを連れて初めて訪れた鉄道博物館の話でした。

鉄道博物館なのに博物館の話が一切出てきませんでしたが、博物館部分の展示品にもそこそこ興味を示していました。乗れる車両は全部乗ってたし。

そんな訳で博物館にはおおよそ4時間ほど滞在していました。息子は終始目を輝かせてたので、またそのうち連れてってあげなきゃなぁ。

(*てっぱく限定とか言われたら・・・*)

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