パパパッとパパ

パパ目線で伝える子育てのこと

4人家族・2LDK60平米のマンションがもう狭い*想定外だったのは…?

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我が家は3歳と生後10ヵ月の兄弟との4人暮らし。

現在我が家は都心のマンション住まいです。利便性とその割に住環境が良いところが気に入って購入しました。

都心でホントどこ行くのにも便利なんですが、その代わり部屋が60m2弱の2LDKと広くありません。この広さが我が家の予算で手に届く精いっぱいだったんだ。

私の想定では、子どもがもう少し大きくなる(小学生くらい)頃に、今の2LDKが手狭になるかなぁと思ってました。
ですがどうでしょう、まだ3歳と0歳の子どもですが、既に家が手狭な気がしてきました。

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引っ越してきたときには広々だった

登場人物紹介

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兄:3歳2ヶ月
空間を余すことなく縦横無尽に駆け回る男。

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弟くん:10ヶ月
空間を余すことなく縦横無尽にハイハイする男。

(*イラストはKaoさんに描いてもらいました。詳細はこの記事をご覧ください*)

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田舎で育った身からするとこの狭さは信じられない

まず前提として私は田舎育ちです。山と海に育てられてきました。カナヅチだけどね。
私が育ったのは、今の我が家と同じく子どもが2人の4人家族で、5LDKの家に住んでいました。

もちろんそれぞれの子どもに独立した子ども部屋があり、リビングも20畳くらいあって、それはそれは広々育ってきました。
全然お金持ちではなかったですが、田舎ではそれくらいの家が普通でした。ちなみに妻も同じように田舎の出身で、同じように広々と育ってきています。

そんな広々とした家で育った人間として、今のこの家の大きさで子どもが伸び伸び育つのかと聞かれて自信を持って「そうだ!」とは言えません。

この年末年始に田舎の実家に帰省をしましたが、広々とした家の中を息子は楽しそうに走り回っていました。広いというのは子どもにとって正義だったんだ。

狭くても楽しむ術を見い出すのが子どもですが、あの姿を見てしまうと東京のこの家は息子を窮屈にしてしまっているんじゃないかと思うのです。

大人が住むにはちょうどいいのに、小さな子どもがいるだけで…

大人からすると今の家はちょうどいいサイズ感なんですよ。無駄な空間がないから、掃除もラクで家全体の管理がしやすい。その上都心で便利なんだから言うことなしです。子どもが生まれる前に買った家ですが、当時の私の状況からすると完璧な買い物です。

でも想定外だったのは子どもが小さくても大人以上にスペースを取るということ。

リビングで子どもを遊ばせたら喧嘩するからと言ってベビーゲートでリビングを仕切ったら有効面積が半減しました(この仕切りのおかげでみんなのストレスが半減したので後悔はありませんが)。

お風呂入れるにも子ども2人と一緒に入ると座るスペースもないし、寝るのも家族4人で寝ると六畳の部屋いっぱいに布団を敷いているのにいつも私は隅っこで壁に沿って寝ています。子どもってなんであんなに縦横無尽な寝相なんだろう。

そういうわけで、普段生活していて、「ぬあぁぁぁああっ」て声にならない叫び声をあげながらスペースのなさを憂うことが増えてきました。

広さって子育てにあると便利なものなんだって今更になって知りました。

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子どもが1人増えると必要な面積が倍増する

子どもが1人だけなら今の家で十分な広さだったと思います。上の子だけだったなら今の家のままで子どもが成人するまで住んでもさほど問題なかったかもしれない。

でもそこに赤ちゃんが1人加わっただけで、既に家がもうパンクしそうになっています。まだ3歳と0歳なのに。

もう少し大きくなったら一緒に遊べるようになって、広くない今の家でもやっていけるかな…なんて淡すぎる期待はもう持ってません。

どうせ大きくなって一緒に遊べるようになっても、一緒になって縦横無尽に駆け回って荒らしていくのです。

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1枚目の画像と同じ家…のはず

国土交通省ももっと広い家に住めと言っている

国土交通省が

世帯人数に応じて、豊かな住生活の実現の前提として多様なライフスタイルに対応するために必要と考えられる住宅の面積に関する水準

という何とも恐ろしい水準を定めていました。その水準による、都心部の共同住宅居住を想定した都市居住型誘導居住面積を

1) 単身者:40m2
2) 2人以上の世帯:20m2×世帯人数+15m2

としています。これで計算すると

2人家族:55m2
3人家族:75m2
4人家族:95m2

くらい広さの家が豊かな住生活の実現の前提として必要です。4人家族で95m2て…。しかも都市部を想定してだと…。

ただ、これは子どもが10歳以上の場合で、3歳未満は0.25人、3歳〜6歳は0.5人、6歳〜10歳は0.75人でカウントするので、今時点の我が家(3歳と0歳)の場合には、70m2となります。それでも70m2か…。

ちなみに「健康で文化的な住生活の基礎として必要不可欠な住宅の面積に関する水準(最低居住面積水準)」というのもあって、

1) 単身者:25m2
2) 2人以上の世帯 :10m2×世帯人数+10m2

と計算されます。これだと4人家族で50m2。我が家の広さ(60m2弱)だと、人として最低限の生活できるってレベルの広さなのか。

買い替えってそんなに上手くいくものなのか

我が家が今のマンションを購入したときはまだ子どもたちのいないとき。でもそのときから2人くらいは子どもを設けるつもりでいました。

なので最初から買い替え前提で今のマンションを買っています。子どもがそれなりに大きくなって手狭になったら引っ越そうと。

当初の予定だとそれは10年くらいのつもりでしたが、どうやらもう少し早まりそうです。

何より妻が狭い狭いと言って、近所の物件を漁りだしました。値段が高すぎてすぐに断念してましたが。

でも子どもが生まれて知りましたが、子どもができると途端に色んな制約が生まれて腰が重くなるものですね。これから子どもが学校なんかに行きだすと余計に動けなくなるんだろうな。

仮に90m2の家に住もうと思ったら予算的にどう考えても23区内には住めないし、70m2でも今の都心に住むのはほとんど無理。

このマンション買うときにデベの営業が「今どきは5年とかで買い換えるのが当たり前ですよ〜」とか軽く言っていたけどどこまで本当なんだろう。あの営業言葉が軽かったからな。

年々腰が重くなっていくのですが、東京に住む皆さんはみんな住み替え前提で家を選んで子育てしてるんだろうか。

まさに内見のどこでもドア・3Dデジタルオープンルーム誕生*みなトク

おわりに

とりとめのない話になってしまいましたが、子どもがまだ小さい我が家なのに家が既に手狭という話でした。

現実的にはあと数年は今の家に住み続けることになるんだと思いますが、子どもたちが窮屈しないよう狭い家なりに工夫を考えていかなきゃな。