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オマルに座らない幼児を導いた"お腹の痛い新幹線"【トイトレ:2歳9ヶ月・男の子】

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トイトレが一向に進まない2歳男児

我が家は2歳9ヶ月と生後5ヶ月の兄弟との4人暮らし。

最近我が家が頭を悩ませているのが、上の子のトイトレ進まない問題です。進まないっていうか完全に止まってました。
トイトレは夏の間に目処をつけたかったんですが、あれよあれよの間になんか涼しくなってきたぞ。

まわりの同年代の子どもたちはもうオムツ卒業している子も多いっていうのにどうしたものか。
そもそもトイレに座るところから難儀してます。なんで座ることすらもあんなに拒否するんだろう。たかがトイレ、されどトイレ。何か只ならぬ気配を感じるんでしょうね。

でもなんとか、ようやっとなんとか、うちの息子もオマルでチョロチョロっと出すところまでこぎつけました。

今回はトイレの前で動かざること山の如しと武田信玄ばりの武将っぷりを見せていた息子が、それこそ戦国武将のように勇猛にオマルにまたがることができるようになるまでの軌跡をまとめていきます。

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こどもちゃれんじのトイトレ用の付録。ボタンを押すとしまじろうが声がけしてくれる

我が家の状況

こどもちゃれんじ七月号でトイトレの話があり、そこをきっかけに緩くトイトレを始めようと準備していました。

そうしていざやってきた7月。

最初はトイレに補助便座を付けてさせようと目論みましたが、足がつかないトイレが怖かったのか嫌がり、そしてそこから何を言ってもトイレに近づかなくなりました。

あまりの拒否っぷりに補助便座を諦めオマルで再チャレンジしたものの、やはり頑なに拒否します。

「トイレしよう」「イヤっ」

「トイレしよ」「イヤっ」

「トイ…」「ヤっ」

……。

あまり無理強いするのも逆効果かと思って、8月に入る頃にはもはやオマルはリビングのインテリアと化していました。

事態が動いたのは9月に入ったついこの前。

家で遊んでいるなかで「これひょっとしてイケるかも」という感触があり、そこからわずか1日でチョロっとオマルでできるところまで持っていけました。そして、ほんの数日のうちに1日に何度も嬉しそうにオシッコできるようになりました。

きっかけはおままごと

その「これひょっとしてイケるかも」と予感させた出来事は息子とのおままごとでした。

そのときのおままごとの内容は"プラレールの新幹線がうどんを食べ過ぎてお腹痛くなってしまった"です。文字にするとすごいな…。

プラレールの新幹線で遊んでいた息子に「新幹線の好きな食べ物ってなんだろうねぇ」って話しかけ「車体が白いからうどんかなぁ」なんて言ったら思いの外息子にヒットしたらしく、「新幹線、うどん!」「新幹線、うどん好きっ!」と言い出したのです。

さらに手元にあったドクターイエローを使ってもうひと小芝居。

「やあ新幹線、なんか君おなか痛そうだね!ほら見せてみな」

「これはうどんの食べ過ぎだな」

と医者気取りで言うと息子は大喜び。

「新幹線おなかいたいいたい」

「だいじょーぶ?」

と言い出したのです。

お、これは使える!とトイトレ再挑戦を密かに決意しました。

息子に教えさせる役をさせてトイレに向かわせた

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腹痛に悩まされたのぞみくん。君の腹痛は無駄にならなかったよ

「これはうどんの食べ過ぎだな」と右手にドクターイエローのトミカを持って、プラレールののぞみに真顔で言う33歳。いいんです、息子に付き合うためならこの程度の恥なんて些末な事柄です。

そして恥を忍んでさらに一言。「◯◯くん、新幹線さんがおなか痛い痛いでトイレ行きたいんやけど、トイレの仕方が分からないんやって。教えてあげて」

スクッと息子が立ち上がると、さりげなく近くに置いていたオマルの前におもむろに立ち、意を決してオマルにまたがって座ったのです。そして「こうやるんだよ」と実演してくれました。

とりあえずは服を着たまま

とりあえずはオマルに近づかないのをなんとかしたいと、まずは服を着たままオマルに跨がるところまででオーケーとしました。

これだとオマルがただのオモチャになってしまう恐れがありましたが、まずはできるだけハードルを低く成功体験を積み重ねるほうが大切だと判断しました。

このときはズボンを履いたままオマルを跨ぎ、私がシャーーって効果音をサービスでつけてあげて終了。

オシッコ出た?との問いかけに「出た!」と力強く答える息子。ホンマかいな。

昼食後のタイミングで無事

そんなズボン履きながらの予行練習を何度か繰り返し、オマルへの嫌悪感を払拭しました。

その後、同じような展開で新幹線がトイレに行くことになったので、今度は「オムツ脱いでみる?」と聞くと「脱いでみる!」と力強い返事。

よーし、と下半身をスッポンポンにすると、躊躇なくオマルにまたがります。おー、ヨシヨシ。ちなみにこのときは10分くらい頑張りましたが、残念ながらオシッコは出ず。

そして昼食後、妻が下の子をお昼寝させているタイミングで再度オマルにチャレンジ。30分くらい粘って粘ってようやくチョロっと出ました。

ちなみにその30分の間の声かけは「ガンバレー!」じゃなくて「出なそうだったら辞めてもいいんだよ」という煽り気味な言葉にしました。ガンバレと言われるよりこっちのほうが意地になるかなぁと思っていたら、うまく意地になってくれたようです。

正直10分過ぎたあたりで私はもう諦めていたのですが、あんなにトイレ嫌いだった息子がオマルから離れようとしませんでした。出そうだったんだね、きっと。

とりあえずチョロっと出たときには妻ともども大げさに喜びましたよ〜。

ゴールしてから道を整える

今回の件で「とりあえずどんな形でもいいからゴールさせること」が大事なんだなと学びました。

トイレの手順でいえばオマルを跨ぐ前にズボンを脱がせるのが正しいし、声かけも「トイレに行こう」が正解です。なんならオマルも不正解で便座に座るのが正解です。

でも、それだと子どもは怖がるし、逃げます。とりあえずズボン履いたままでもいいし、「新幹線にお手本見せなよ」という意味不明な声かけでもいいから、"実際にさせる"ことを最優先にしました。

こうやってハードルを一度下げてしまえば驚くほどすんなり進んでいきました。そして一回成功すれば、今までの拒絶がウソのようにトイレへの抵抗がなくなるものです。ま、そのうちまた壁にぶつかるんでしょうが、とにもかくにも一歩目を踏み出すことができました。

おわりに

まだまだ最初の一歩を踏み出しただけのトイトレですが、この一歩が遠かった…。

我が家は保育園に通わせていないので、トイトレを家庭で全てやる必要がある一方で、赤ちゃんの下の子に気を取られて、なかなか上の子のトイトレまで手が回らず、ここまでズルズル延びてしまいました。

きっと我が家のように最初の一歩目に躓く家庭もたくさんあるはず。うちの息子は、トイレに誘っているうちはダメでしたが、トイレを使って遊んだら簡単にノッてくれました。

我が家の成功事例が少しでも参考になれば嬉しいです。

トイトレを始める前に基本的な生活習慣ができているか…なるほどその視点はなかったなぁ。我が家も最初からこの本を読んでいればまた違っていたかもしれない