我が家は2歳9ヶ月の長男と生後5ヶ月の次男との4人家族。
何だか最近不安定気味な長男くん。火がついたようにイヤイヤを言うことが増えています。あと、下の子を少し叩く場面も増えてきました。もちろん注意はするんですが、なかなか響かない。
私の目の前でもグズってどうしようもならない様子が散見され、昨日も内心キーーッとなってしまいました。
できるだけ笑顔を絶やさないように心がけているのですが、昨日は多少般若みたいな顔で接してしまったかも。
今落ち着きを取り戻した私がまたイライラするかもしれない私に向けて言ってやりたい言葉です。
カキ氷を頬張るイヤイヤ星人
君がやってくるのをどんなに待ち焦がれていたか
3年前、君が妻のお腹の中にいると分かった瞬間、どれだけ私が幸せに包まれたかを私は忘れてしまっていたのかもしれません。
妻が君を妊娠中に切迫流産で絶対安静になったとき、また切迫早産で入院になったとき、無事にこの世界に産まれてくれるだけでもうそれだけで十分だと心から願っていました。
2年9ヶ月前、君がこの世界に産声を上げたとき、無事に、何の問題もなく無事に産まれてきてくれて、どれだけ心の底から感謝したことか。
しかも、出産のときには私が東京から里帰り先の病院に駆けつけるのを待って産まれてきてくれた孝行息子です。
私は君が産まれてきただけで、とてもとても大きな幸せを感じていたのです。
君の成長が楽しみでしょうがなかった
産まれたときはふにゃふにゃで、私の子どもとは(というより同じ人間とは)全く思えなかったのですが、少しずつ成長していく姿に私はいつの間にか君のパパになっていました。
必死に寝返りをしようと頑張ろうとする君に、私がどれだけ必死に声援を送ったことか。ついつい補助の名目で手が出てしまい、なかなか自力でできるようにならなかった覚えがあります。
初めて寝返りができたときに撮ったビデオには、余りに興奮して発狂する撮影者(私)の声しか入っていません。今見ると恥ずかしい限りです。それから動画を取るときには撮影者を声を出さないようにすることを学びました。
高速ずり這いで我が家を荒らしまくっていたときも、こんなに家を荒らすくらい成長して…と感涙したものです。
あんよが出来るようになり、外のお散歩が大好きになってからは散歩を通じてパパと仲良しになりました。
毎日私の想像以上に成長していく君を見るのが、私の生きがいになっていたと言っても過言ではありません。
今まさに君は成長中
弟が新しく家族に加わって5ヶ月。
今までのように全てを君に費やすことができなくなって、君が色々と我慢していることを知っています。私だけでなく妻も周りの人もみーんな知っています。
君の人生でこんなに思い通りにならない日々は初めての経験のはずです。それでも懸命に、多少は周りを困らせることがあっても、自分の中で状況を必死に消化しようとしている様子を感じています。
この5ヶ月で言葉も飛躍的に発達し、現在形・過去形・未来形も完全に理解し、数ヶ月前とは段違いにコミュニケーションが取りやすくなりました。自分の要求をしっかりと伝える力が身について、その分大変ですがその分助かっています。
あと少し、もう少しだけお兄ちゃんになるために時間が必要なだけです。今そのための準備を2段飛ばしで突き進んでいるのです。
本当の君はすごく良い子
私は知っています。君はすごく良い子なのです。
君は赤ちゃんの弟くんに優しく接しなきゃいけないことを知っています。そして赤ちゃんに優しく優しく接しようと心から頑張っています。
「かわいい、かわいい、あかちゃん」と言いながら頭を優しくナデナデしてあげています。頭をパシッと叩いてしまう回数の10倍くらいヨシヨシ撫でています。
本当に私達が手一杯のときは、1人で静かに遊んでくれていたりします。
この前お風呂で散々愚図ってどうにもこうにもならない中、何とかお風呂からあがったとき、我に返った君はパパのことをぎゅーーーっと抱きついてくれました。自分でも愚図り過ぎたんだと知っているんだよね。
君の笑顔は家を一気に明るくするし、もう君の笑い声の響かない家は我が家ではありません。
ほんの少し、ほんとちょっとだけ、現状に戸惑っているだけです。
とりあえず笑って笑わせよう
まだまだ気持ちの切り替えが苦手な2歳児。でも君だってグズグズ泣いているよりも楽しく笑っていたいはずです。
まず私のやることは、目の前にいる君がグズっているのなら、涙を笑顔に変えてあげることです。
くすぐって強制的に笑わせてもいいし、追いかけっこに付き合ってもいいし、散歩で電車でも見に行けば一気に笑顔になるのが2歳男児です。
笑ってしまえば君は天使です。その一瞬でこちらの心も満ちていくのです。とりあえず笑わせたもの勝ちだし、こっちも笑ったもの勝ちです。
私は君のことが大好きだ
息子にイライラしてしまうことがあっても、頭に血が上ってカーーッとなってしまっても、大前提として私は息子のことが大好きです。
息子を目に入れても、息子に目を突かれても、多少は痛いかもしれませんが、大目に許すことができる自信があります。
心の底から息子が私の息子として生まれてきてくれて良かったと思っています。
どんなにイライラしても、どんなに眉間にしわが寄ってしまっても、この気持ちだけは心の中にしっかり留めて忘れないようにしたいです。
おわりに
いつも笑顔が絶えないパパと子どもを夢見ますが、現実にそんなことはあり得ません。
息子も私もイライラするし、土日だと月曜日が待ち遠しいと思う瞬間だってあります。
でもイライラばかりしていても、せっかくの楽しい土日を早く過ぎれと祈っても、誰も得をしません。
心の狭い私はきっとまた子どもにイライラしてしまうでしょう。そんなときにこのエントリを読み返して、冷静に我にかえりたいと思います。