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子どもと濃密に過ごす時間は人生のたった6%*人生の半分は19歳で終わる【ジャネーの法則】

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30歳を過ぎ一年があっという間に過ぎていくようになって久しいこの頃。
特に子どもが生まれてからのこの3年はびっくりするほどあっという間に過ぎてしまいました。

気づけば2017年も折り返し地点を過ぎ、あぁもう2018年も間近だなぁとまだ半分残っている2017年を勝手に終わらせてしまっています。

そんななか先日、いつも読ませてもらっているid:sekkachipapaさんのエントリに衝撃を受けました。

ジャネーの法則を使って人生の体感時間を求め、それを積分することで人生の残された体感時間を計算しています。

ジャネーの法則はなんとなく知っていましたが、改めて数式で人生の残り体感時間を示されてそのあまりの短さに仰天したのです。

ジャネーの法則とは

せっかちパパさんの説明が分かりやすいので、まんま引用します。

大人になって、「時間が過ぎるのが早いなぁ~」と感じた事ってありますよね。その感覚をしっかりと学問的に確立したものがジャネーの法則なのです。
では、時間とともに時間の流れは、どれほど早く(短く)なっていってしまうのでしょうか。
この点について、ジャネーは
50歳の人間にとって1年の長さは人生の50分の1ほどですが、10歳の人間にとっては10分の1に相当する
としています。
これは、つまり、50歳からの10年間の時間の流れと5歳からの1年間の時間の流れは同じであると主張していることになります。

我が家は上の子が2歳半で、私がゾロ目の33才ですが、私の30代の10年は息子の1年と体感的には変わらないことになります。
私の人生、スピードの出し過ぎです。もはや取り締まり対象です。誰か早過ぎる私の人生のギアを下げてほしい。

私の人生は体感的には8割方もう終わっている

せっかちパパさんは、ジャネーの法則を簡略的に数式で表しています。

1年の体感的な長さ=1/(年齢+1)

これを0歳から80歳まで80年分積分すればその人生の総体感時間が求められます。

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これが人生80年の総体感時間で(数値自体に意味はないはず)、30歳時点での総体感時間がこちら。

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この数式によれば、人生の体感時間は10歳の段階で人生の半分に達し、30歳では8割にまでなります。

私のこれまでの人生を振り返ると30年早かったなぁという印象なのですが、それで8割がた終わってしまっているとなると、私に残された人生は体感的にはもうほとんどあっという間に終わってしまうことになります。

一応80歳くらいまで生きるつもりで、まだ折り返し地点にも来ていない若者だと勘違いしていましたが、体感時間でいえば64歳を過ぎて老後の年金生活が見えてきたじじいでした。のほほんと余裕をかましている余裕は全くなかった。

子どもと濃密に過ごす時間は、私の人生の6%

親が子どもと濃密に過ごすのは子どもが0〜10歳くらいまでだと考えると、私が上の子と濃密に過ごすのは、私が30〜40歳の間ということになります。

この30代の10年は人生の体感時間において、全体のわずか6パーセントにしか過ぎません。

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私が子どもと濃密に過ごす時間は、私の人生において消費税ほども占めていませんでした。子どもと過ごす時間は体感的にはほんの一瞬で過ぎてしまうのです。

眠たいだとか休みたいだとか、そういった欲望に負けてしまうとあっという間に相手にしてもらえなくなり、取り返しのつかない後悔をすることになりそうです。

親の人生では6%しか占めないのに、子どもの人生の50%以上を占める

親にとっては6パーセントしか占めていない子どもとの時間ですが、子どもにとっては人生の半分くらいを体感的には占めています。

親からしてみればほんのちょっとした出来事であっても、子どもからしたらその10倍のインパクトを受けている、と思うと急にプレッシャーを感じてきました。

大人の目から見ると凄いスピードで色々と成長している子どもですが、同じ時間でも大人の10倍濃ゆい時間を過ごしていると考えれば納得です。

2歳半を過ぎ、もうすっかり子どもになった息子は大人のちょっとした仕草も目ざとく学習し、マネしてきます。
家のなかのほうが常に見られている感覚で気を使います。

もう遅いけど、まだ間に合う

10歳の子どもに「君の体感人生はもう半分終わってるんだよ」と言ってもきっとピンとはきません。

大人になり、時間が加速的に早くなることを実感しないとこれは分からないのです。そして分かった頃にはもうあまり残されていないのです。

でも私が子どもと過ごす時間はまだ子どもの体感時間で見てみると沢山残っています。

2歳半の息子がこれから10歳になるまでの体感時間は、彼の人生の25パーセント以上を占めます。まだ彼の体感人生の1/4をパパとの良い思い出で埋め尽くすことができるのです。

子どもの思い出にたくさん乗っかることで、私の残りわずかな人生の体感時間を子どものより多くの体感時間で最大化してやろう作戦です。

そんな屁理屈を捏ねても私の体感時間が増えていないことは百も承知ですが、私の人生で私の父が占めている部分が結構あって、それが今の父としての私を作ってる気もするので、私もたくさん子どもに関わってやろう。

とりあえずイヤイヤ期でショボくれてる場合じゃない。息子よ共に楽しもう。

おわりに

毎年毎年、一年が過ぎるのが早いなーと思いつつ、何となくタラタラと過ごしてきていました。

が、今回バチッと数字で「あなたの残り時間はもう2割ですよ」と言われてしまい、急に恐ろしくなってしまいました。

あっという間に過ぎるのが人生、もう少し大切に生きていかなきゃと悔い改めるのでした。

そろそろガムシャラだけでは生きていけなくなってきた今、この本の内容が心に沁みます。