我が家は2歳5ヶ月と生後2ヶ月の兄弟との4人暮らし。
今年のゴールデンウィークは関西にある義実家に帰省をしました。
義実家があるのは関西の地方都市で、陸路で行くと新幹線と特急を乗り継いで5時間くらいかかります。飛行機で行けば1時間で待ち時間を含めても飛行機で行くほうが早く、今回は飛行機(JAL)で帰りました。
でも、飛行機に幼児を乗せるって相当の勇気と覚悟がいるのです。今回は生後2ヶ月の赤ちゃんも抱えていたので余計に気を使うシチュエーションでした。
ですが、思ってた以上にこのJALが幼児連れの我が家に快適で驚いたのです。
飛行機に勇気と覚悟が必要な理由
- 乗っている間動けない
- 座席が狭い
- 景色が変わらない
- ネットが繋がらない
要は動きたい盛りの2歳児を1時間以上狭い座席の中でじっとさせなければならないのに、退屈を凌ぐツールが少ないのです。
新幹線なら景色は変わるし、走ってる間もデッキに行くこともできるし、困ったら動画を見せればいいし、そもそも子鉄だし、そこまで気を使いません。
今回はさらにゴールデンウィークで飛行機が満席、座席は通路側。考えうる限りで最も危険な状況でした。
JALのWi-Fiサービスが幼児をじっとさせてくれた
実は私、ここ2年くらい飛行機には乗っていなくて久しぶりの搭乗だったのですが、2年前とは全然そのレベルが違いました。
ネットに無料で繋がる
無料なのは期間限定のようですが、とにもかくにもネットに繋がります。しかも手持ちのスマートフォンで簡単に繋がります。そして乗ってる間(正確には離陸の5分後から着陸の5分前まで)ずっと繋がります。
ネットに繋がれば鬼に金棒。1時間でも2時間でも膝の上に乗せ続けられます。
ビデオプログラムが神
実は今回ネットにはほとんど繋いでいません。というのもこのWi-Fiサービスの中にビデオプログラムがあり、バラエティやアニメが無料で観れたのです。
キッズ向けにもアンパンマン、ドラえもん、ひつじのショーンなどがあり、我が家はこのアンパンマンだけで十分持たせることができてしまいました。
このコンテンツはどうやら月ごとに違うようですが、私達が観たときには数年前の劇場版アンパンマン(よみがえれバナナ島)をやっていました。
これitunesで借りようとすると300円(HD版だったら)かかるのに無料ってすごい。
着陸5分前までといいながら着陸するときまで観れた
Wi-Fiサービスは離陸の5分後から着陸の5分前までがその提供の時間と書かれていました。
実際サービスの開始は離陸後5分くらい経った後だったのですが、着陸のときは着陸するまでビデオは見ることができました。
Wi-Fiが切れてからもその後5分以上のストリーミングが溜まっていたのだと思われます。
何にせよ着陸して、飛行機から出る瞬間までビデオを見せることができたのはとても助かりました。
JALの座席の座り心地もいい
今回地味に驚いたのが座席の座り心地。
CMなんかで座席が広くなったのは知っていましたが、実際座ってみると2歳児を膝の上に乗せても苦にならないくらい足元が広々でした。
膝の上に幼児を乗せるにあたって、足元の広さってほんと大事。調べてみると従来より5cm広くなったらしいのですが、体感的にはもっともっと広くなった印象です。
オフラインで動くアプリを入れて対策は万全
そもそもこのWi-Fiサービスのことを知らなかった我が家は、この飛行機搭乗中の1時間を乗り切るためにオモチャを持っていったり、オフラインで動くアプリを入れていました。
このオフラインで動くアプリが非常に優秀なやつなのです。
指で画面にピーーッと線を引くとそれが線路になり、そこを電車が走ります。
選べる電車の数も豊富で、私鉄・特急・新幹線と有名どころはだいたい抑えてあります。更には画面の切り替えも可能で、臨場感たっぷりなアングルから見ることもできます。
このアプリだけで、飛行機に乗り込んでWi-Fiが使えるまでの10分くらいは軽く熱中させることができました。
あとはもちろんこの辺の神グッズも持参です。
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おわりに
これまで小さな子どもを抱えての飛行機はとても憂鬱でしたが、今回このJALのWi-Fiサービス(ビデオサービス)を知ったので今後は国内線のフライトくらいだったら恐れずに乗ることができそうです。
私は小さなころから何となくANA派で、ANAのクレジットカードも長年メインで使っていたのですが(今でも持ってはいる)、これを機に完全にJAL派に変わってしまいそうです。それほどJALが快適だった。
JALのWi-Fiサービスはとりあえず2017年8月まで無料で使えますが、願わくばこれからずっと無料で使いたいところです。
2017年8月以降も無料での提供となりました。やったね。