パパパッとパパ

パパ目線で伝える子育てのこと

大きくなる背中と遠くなる背中

スポンサーリンク

息子が産まれて早2年あまり。

生まれてすぐの頃は天井ばかりを見つめていた息子(当たり前)。上から覗き込めばその可愛らしい顔をいつでも眺めることができました。

f:id:Pikky:20170307193848j:image

(鯉付きのビンテージマンションがある文京区。さすが… もちろん息子のお気に入り)

この頃に撮った写真は、いつも息子を正面に捉えた写真でした。すぐ目の前でこちらを見ながら遊んでいるので正面から写真を撮るのなんて当然だと思っていました。
この頃に撮った写真は、全く同じ顔で同じポーズをしたものが何十枚とあります。まさに取りたい放題でした。撮っても撮っても同じ顔だったのが悩みでしたが、微妙な違いを目を凝らして発見しては楽しんでいました。
お世話にしても、じっとしている息子のお世話は今思えば難しくないものだったなと思います。すぐに壊れてしまいそうな怖さがありましたが。

f:id:Pikky:20170307193918j:image

(道端のチェーンまで線路に見える男。マクドナルドのハッピーセットでもらったジェームスを走らせる)

寝返りをうてるようになって、家の中をハイハイするようになって、私は息子の背中をまじまじと見ることになります。

お尻をプリプリさせて楽しそうにハイハイする後ろ姿は格別に可愛かったなぁ。そんな時期がほんの数ヶ月で過ぎてしまったのが残念で仕方ありません。

パパとしてはあともうちょっと可愛いハイハイ姿を見たかったのですが、息子の成長はそんな私を待ってはくれません。

でも、あんよができるようになって、ファーストシューズを買ってあげて、誇らしげに公園デビューを果たしたあのときの息子の背中は、今思い出してもニヤニヤしてしまいます。

外の世界を自分で歩けるようになった彼は、こちらを見ずに前を向いて歩くようになりました。

それでも、まだまだよちよち歩きもいいところで、少しの下り坂でも前のめりにコケそうだし、ちょっとしたでこぼこでも躓きそうだったので、必死に横に並んで手を取って歩いていました。

f:id:Pikky:20170307193952j:image

(道なき道を力強く進む息子に成長を感じる)

いつからか、彼の横を歩いていたはずの私は、彼の背中を見て歩く時間が増えていくようになりました。
今の彼はもう平坦な道でコケることはないし、こちらのことなんて気にも留めず面白そうなものめがけて一直線に走っていきます。

通り過ぎる街路樹にも興味を示し、実の成っている木には格別の愛情を注ぎ、風に舞う枯れ葉を追いかけ、歩道を歩くハトを追いかけまわし、ワンワンと声がすれば笑顔で近づき、猫を見かければ満面の笑顔で距離を詰めていきます。

目を離すととんでもない方向に進んでしまうので、まだまだ目は離せませんが、視線の先にいる彼はいつも背中を向けています。

それでも彼もまだ私と少し離れると気になるのかチラッチラッとこちらを見てくれます。「ちゃんと見てるよ」と笑顔で言うと、また1人で走りだします。

そんな姿を見て可愛いなぁと思うけど、この光景をいつまで見続けることができるのだろうと小さく不安にもなります。

f:id:Pikky:20170307194135j:image

(お友達と順番に滑り台を滑れるようになって、思わず感涙)

彼が後ろにいる私に気を取られずに前だけを見て歩きだす日はいつなんだろうか。

あっちこっちフラフラせず目的地に向かって歩くことができる日は近いんだろうか。

いつの日か、パパが後ろをついていかなくても自分の望む場所に進んでいくことができる日が来てしまうのでしょう。

パパが彼の背中を見なくなる日はあっという間に来るのかもしれない。

彼の大きくなる背中と遠くなる背中を見ていると、なんだか嬉しいような寂しいようなそんな気持ちになります。

季節が変わりそうになると、変わりゆく季節にその間の彼の成長が鮮やかに滲み出てくるようで涙もろくなります。

よーし、明日の散歩はぴったり横について歩いてってやろうかな。まだまだパパを置いてけぼりにはさせません。

f:id:Pikky:20170308134927j:image

(地面に這いつくばって排水溝を覗きこむ。その背中を見る私の笑顔は引きつります。)

息子が生まれて2年あまり。

本当に濃ゆい2年でしたが、過ぎてしまえばあっという間の2年でした。きっと5年のときも10年のときも同じことを言うと思います。

我が家はもうすぐ2人目が生まれる予定です。

2人目もこんなに濃ゆいんだろうか。胸やけを起こさないか心配ですが、大きくなる背中が2つに増えるとパパの涙腺はもっと脆くなりそうです。