パパパッとパパ

パパ目線で伝える子育てのこと

パパと呼ぶ声が私をパパにする

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先週末、息子(2歳児)が義実家から2週間ぶりに戻ってきました。

我が家は今、妻が2人目を妊娠中で1ヶ月ほど切迫早産で入院しています。まだもうしばらくは入院生活が続きそうです。そのため、2週間ほど義実家に息子を預けていたのです。

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シングル生活はやっぱり怠けてしまう

普段、妻と息子と一緒に生活しているときは結構キッチリとした毎日を送っていました。

時間が許す限り息子のお世話をし、洗い物や洗濯などの夜にやる家事も率先してやっていました。全ての家事が終わる頃には、もうヘトヘト疲れて眠くなっていたくらいです。

夜は早めに寝るし、朝は息子の起床と合わせて起きて、朝ご飯のお世話、着替えに、朝のお散歩までセットでやっていました。

我ながら尽くしているなぁと思います。

妻が妊娠中で動けないというのもあるし、息子が可愛いというのもあるのですが、かといって家事育児を無理してやっていた訳でも嫌々やっていた訳でもなく、自然とそういう役割で我が家が回っていました。

なので、一人暮らしになっても基本のリズムは変えずに生活しようと思っていましたが、やっぱり1人だと怠けますね。

ご飯は適当だし、夜更かしをしてしまうし、食器も1日分をまとめて夜に洗うような日々になってしまいました。掃除だけは毎日コツコツやっていましたが。

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おかげで、寝不足を解消するぞ、とかブログのカスタマイズをたくさんするぞ、とか意気込んでたのに全然達成できずに2週間のユートピアタイムを過ごしてしまいました。

仕事が忙しかったというのもありますが、それはこれまでも変わっていないので、やっぱり1人になって気が抜けたのだと思います。

そして息子が帰ってくる日になった

2週間なんてあっという間です。気づけば息子が戻ってくる日になっていました。

毎日コツコツやっていた掃除も、最後はだらだらと先延ばしにしてしまったので、空港に迎えに行く直前まであっちを拭いてこっちを整理する、みたいな羽目になってしまいました。

私の正直な気持ちとしては、また息子と一緒に過ごせることへの喜びが半分、せっかくのユートピアタイムがあっという間に終わってしまった悲しさが半分でした。いや、2:8で悲しさのほうが…。

空港に着いて、到着を待っている間も最後のユートピアタイムを無駄にするまいとずっと講読ブログを読み漁っていました。

そんな私をパパに戻したのは

息子(と義母)が到着口に現れ、私の姿を見つけるなり息子が嬉しそうに「パパーッ」と言ってくれました。

つい5分前まではダル重だった体が、「パパーッ」の一声でシャキッと背筋が伸び、いつもの笑顔で息子の元に駆け寄りました。

息子のパパという声が、私をパパにしたのです。

父親ってそんなもの

「父親はお腹を痛めてないから母親ほど子どもに愛情を抱かない」的なことを聞くことがありますが、実際に父になってそういうこともあるかなと思うようになりました。

私は妻が息子を想うのと同じくらい息子のことを大切に大切に想っている自信がありますが、それは息子が身近にいて、間近で関わっているからこそ培うことのできた感情だったんだなと思います。

少し離れてしまうと、すぐそこに子どものいない社会があって、息子のことを考える間もない時間が流れてしまうので、一気にただのおじさんになってしまいそうです。

2週間くらいだったら離れていてもすぐにパチっとパパモードに切り替えることができましたが、これが1ヶ月以上となるとダラけたおっさんからなかなか戻れないかもしれません。里帰りを検討されているママの皆さん注意してください笑

逆になかなか子どもに愛情を持てないってパパがいたら、ずっと一緒にいたら好きになるもんだよと言いたいです。

おわりに

息子が帰ってきて一週間。せっかくピカピカにした我が家は、いつものようにおもちゃが散乱する我が家に戻りました。

あーあと思う反面、笑い声(と叫び声)に溢れたリビングにいるとそんなことはどうでもよくなって、自然と笑顔になってしまうのです。