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パパ目線で伝える子育てのこと

保育園に落ちた自分を罰ゲームのようだと思った我が家の一年後

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今年も認可保育園入園の結果で一喜一憂する季節がやってきました。

ちょうど1年前、日本死ね日本死ねと言われていた中、我が家も認可保育園に落ちてしまい途方に暮れていました。

あのとき自分達に残された道が罰ゲームだと言った我が家がこの1年果たしてどうだったのか、振り返ります。

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一年前の状況

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我が家は文京区に住んでいます。

文京区の認可保育園の入りやすさは他の23区と比べて可もなく不可もなく、と言ったところのようです。

我が家は息子を1歳児クラスに申し込みました。夫婦ともに実家が遠方だし、ともにフルタイム勤務で、保育園に預けたいと思う家庭としては至って標準的な家庭です。

なお、認証や認可外の保育園には預けていませんでした。なので待機児童ポイントはついていません(今になって思えば、1歳児クラスでこの待機児童ポイントを持っていなかったことが致命的でした)。

こういった状況で、第5希望まで書いた認可保育園に全て落ちました。

その後文京区が急きょ開設した臨時保育園にも落ち、思いつく限りの認証や認可外に連絡するも空きがなかったり、料金が非常に高額だったりで二の足を踏んでしまいました。

私の妻は制度が非常に整った会社に勤めていて、育休も最大3年取得できます。そこで無理に4月復帰をすることを諦め、育休を延長することとしました。

年度途中の途中入園はほとんど期待できないし、年次があがるほど保育園の門は狭くなるので、3歳まで本当に決まらないことも覚悟していました。

その後、夏に臨時保育園から連絡

その後、8月頭くらいに文京区の臨時保育園から空きが出たとの連絡がありました。

この臨時保育園は1年間だけ入れる保育園です(年度末には一旦退園になる。その後本当に行き先がない場合にどうなるかは分かりません)。

待機児童のなかで指数が高い子どもの順に声がかかっているはずなので、我が家(フルタイム実家遠方)のところに8月頭に声がかかったというのが、早かったのか遅かったのか…。

個人的には意外と早かったなという印象です。というより自分のところまで順番がくること自体想定していなかったです。

第二子妊娠

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臨時保育園から連絡があったのとちょうど同じタイミングで妻の第二子妊娠が発覚しました。ほんとにちょうどのタイミングです。

なので、臨時保育園は辞退しました。

確かに妻が育休を延長する(しかも終わりの見えない延長)ことになった時点で「早めの第二子でもいいね」という感じにはなりましたが、まさか本当にこんなに早いタイミングで授かるとは思っていなかったです。

復職していたらもう少し第二子は先の話だったはずで、ほんと現実は何が起こるか分からないです。

結果的に育児休業給付金が切れる期間も半年程度で済むなので、経済的にもやっていけそうです。

保育園に落ちたときに残された道を見て、罰ゲームみたいだな…と思っていた私が、まさかその残された道の現実的ではないと思っていたほうの道を歩むとは思っていなかったです。

結局なるようにしかならない

保育園に預けたい家庭の事情や喫緊度は家庭によって違うので一概に何とも言えません。みんな第二子を授かればいいよなんてことは全く思っていません。

でも、保育園に落ちてから一年経って思うのは、結局なるようにしかならないのだから気持ちだけでも前向きになったほうがいいです。

去年の2月の我が家に前向きになれと言っても「無理!」と突き返されそうですが、でもそこから1年が経った我が家は去年の絶望が嘘のように楽しく毎日を過ごしています。

我が家は結局2月に落ちて、積極的には何もしないという選択肢を取りました。どうしても4月に復職しないといけないという状況ではなかったからですが、それでも上手く人生が回っています。

たらればですが、もしどうしても4月に復職しなければ…というので高額な認可外に預けていても、その数ヶ月後に臨時保育園に転園できていたはずです。

いずれの道を選択していても、結局何とかギリギリ上手く生きていたし、ギリギリ上手く回るくらいには役所も頑張っているんだと思います。

おわりに

まだ結果が出ておらずドキドキしている家庭もあれば、結果が出て落胆している家庭もたくさんあるはず。

中には我が家みたいに認証や認可外のアテがなく他に選択肢がない、という家庭も少なくないはず。

理想は待機児童が今すぐなくなることですが、急に保育園が増えるはずもなく現実は今年も多くの待機児童が出てしまうかもしれません。

昨年その気持ちになった人間のたかだか1つの経験談ですが、どうか前向きに進んでもらえればと思います。

今改めて読んでも参考になる本です。