パパパッとパパ

パパ目線で伝える子育てのこと

妊娠中の赤ちゃん返り*抱っこにおっぱいへの執着も!効果抜群だった魔法の言葉【2歳男の子】

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現在妻が2人目を妊娠中の我が家。妊娠も後期に入り、お腹も大きくなってきました。鈍感で有名な私の目から見ても、完全に妊婦です。

2歳となった息子も当然ママの異変には気づいているはずです。
赤ちゃん返りなのか、単なる魔の2歳児のイヤイヤ期なのか、それともその両方なのか、息子が今までとは違う態度を取るようになりました。

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(*誕生日の飾り付けに釘付けで記念写真が撮れないという2歳誕生日あるある*)

日中の後追いが明らかに増えた

1歳7ヶ月で断乳をした後、随分と心が成長したなと思いました。
それは事あるごとにママママと言いながらおっぱいを求めていたのが、おっぱいだけでなくママママともあまり言わなくなったからです。

それがここ1ヶ月でまたママママとママにべったりくっ付いて離れず、離れようものなら床に大の字になって抗議の姿勢を示すようになりました。

しっかりと説明をすればパパとでも大丈夫だったり、一旦収まってしまえば普段の息子になるのですが、一度火が付くと相当な勢いで燃え上がります。
土日など私が側にいる状況であれば何とかパパで我慢することもできますが、平日は家事もできないくらいべったりするようです。

ママの前だと甘えん坊

パパと2人で過ごすときには静かに遊んだり、なんなら1人で黙々遊ぶこともあるけど、ママがいるとママがそばに居ないと怒り出します。
しかも側にいるだけではなく、スキンシップを濃密に取ろうとします。ベタベタイチャイチャしたがります。

これまで2年間の息子との接し方の賜物という部分もありますが(ママは過剰にスキンシップを取りたがる)、それにしてもここ最近の要求は目に余るものがあります。

ママへの抱っこ魔になる

甘えん坊の延長線上で、ママへの抱っこの要求が明らかに増えました。
それまで家の中で抱っこをせがむことはほとんどありませんでしたが、最近家の中で抱っこをせがむ回数が激増中です。

見る限り、ママが家事などで相手できないときに抱っこをせがみに行っています。
パパが一緒に遊んでママが家事をしているパターンでもダメです。

これは確かに平日家事がままならないわ…と引いてしまうレベルでした。

(*2018.12追記*)

なお、このときの抱っこで無理をしたこともあり、この後に切迫早産で1ヶ月半も入院してしまうことになります。子どもがせがんできたらどうしようもない部分がありますが、そのために最悪の事態(切迫での長期入院や早産)を招いてしまうことをママだけじゃなくパパもしっかり頭に刻んでおいたほうがいいです。まぢ大変だった…。

www.papapatto.com

ママが他の人と喋ると怒る

子育てひろばなどで、ママが他の人と喋ると「俺を見ろ!」と怒るようです。
特に自分と同じくらいの小さな子がママに話しかけると極端に怒ります。
今までも近いような態度を取ることはありましたが、ここ最近はより酷くなっています。

お腹が大きくなり、それまでに比べて息子に構ってあげれなくなったのが原因なのかな。
ちなみにパパが子育てひろばで他の子とコミュニケーションを取っても怒りません。1人で遊び出します…。

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おっぱいへの執着心が復活してきた

極め付けがこれです。
最近ママのおっぱいをとても気にするようになったのです。

完全断乳後はお風呂に一緒に入っても普通だったのが、近頃おっぱいをチラチラ見たり触ったり気にするようになり、それがエスカレートしてお風呂以外でもおっぱい見せろと要求するように。
しまいには寝るときにおっぱいを触りながらでないと寝ないようになってしまいました。もちろん吸うわけではありません。指でいじり倒したり、顔を埋めたりするだけです。

妊娠が進むごとにママのおっぱいからフェロモンでも出始めたのか…原因は不明ですが、よろしくない状況です。

2歳児でも思うところはたくさんあるはず

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イヤイヤ期は自我が芽生え自己主張が増えた結果ですが、上で挙げた内容は甘えん坊に戻っているほうなので、イヤイヤ期ではなく赤ちゃん返りだと思っています。

息子の人生のなかで、今までママが隣にいなかったことはありません。四六時中一緒にいます。
一緒に追いかけっこをして遊んだり、抱っこしたり高い高いしたり、やんちゃな息子の要求をほとんど全て叶えてあげていました。

それが妊娠し、お腹が大きくなると、身重でそれまでの俊敏さはなくなるし、高い高いといった激しい運動も控えるようになりました。
息子を妊娠していたときには切迫早産で絶対安静→入院となったので、今回は日々の過ごし方に結構ナーバスになっています。

息子がやって欲しい!と要求しても叶えることができることが減ってきたのです。
それは息子にも十二分に伝わっているはずです。
ママに行かずにパパで我慢する場面も増えてきました。

それはもうどうしようもないけれど、一方で息子がどう対応していいかまだ分からない気持ちも分かります。構ってよ!と赤ちゃんに戻る気持ちも理解できます。

これからお兄ちゃんになって構ってあげられなく瞬間も増えるので、今だけは100%甘えさせてあげたいと思う反面、徐々に環境に慣れてほしい(これから我慢が増えることに多少でも慣れてほしい)とも思うのでどう対処していいのか考えてしまいます。

色んな情報を見るに、出来るだけ甘えさせてあげて安心させてあげるのが良いみたいなので、可能な限りママに甘えさせていますが、ママは大変そうです。

効果てきめんだった魔法の声かけ(2017.5追記)

その後1ヶ月弱赤ちゃん返りがひどい状態でしたが、我らの必死の頑張りにより無事平穏を取り戻すことができました。詳細はこちら。
▶︎【2人目妊娠】上の子がお腹の子を大好きになった魔法の声かけ

詳しくは記事を参照していただければと思いますが、簡単に紹介すると

  1. ママ・パパは君のことが大好きだよと伝える
  2. お腹の中の赤ちゃんも君のことが大好きだよと伝える

の2つを事あるごとに言っていました。これを言い続けた結果、うちの息子は落ち着いてくれました。これだけです。

「パパ・ママはあなたのことをちゃんと想っているよ」と伝えること(妻はもう行動では示せなくなっていたので尚更)と、その上で「お腹の赤ちゃんもあなたのことが大好きなんだよ」と伝えることで、お腹の赤ちゃんを"悪者"から"楽しみなもの"に想ってくれたらなぁと考えて言い聞かせをしていました。

当時は2歳になったばかりの時期でしたが、私たちが思っている以上に大人が発する言葉を理解し、そして気持ちの整理をつけたようです。

現在下の子が無事生まれ2ヶ月程度経ちますが、今のところこの妊娠中の赤ちゃん返りのような状態にはなっていません。
結果的には2人目が生まれる前に赤ちゃん返りをしてくれたおかげで、大人はいい予行演習となり、子どもにとってはある種の心の準備ができたのかもしれません。
生まれてから赤ちゃん返りをされるよりも手厚く対応できるし。

接する大人の態度や心がけ次第で子どもの赤ちゃん返りは改善することができます。

2人目が生まれる予定の方にぜひ読んでほしいコミックです。