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ママのなすがままに

教育大国日本を取り戻すのに必要なこと

知っ得-教育 雑記・社会派
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小学生の40%、中学生の55%が、「上手な勉強のやり方が分からない」

少し前(2014年11月)のニュースですが、小・中学生の多くが「上手な勉強のやり方がわからない」と感じているという調査結果が出たという記事です。

 

それはそうだよね、と思います。

勉強のやり方なんて誰も教えてくれないんだから、上手にできなくて当たり前です。スポーツでいえば、とりあえず用具を渡されて一回試しにゲームをやった後で、じゃあうまくできるように練習してねと言われても、上手にできるわけがありません。

 

スポーツだと指導者がトレーニング方法をアドバイスしたりするのに、勉強になると学校の先生は”解き方”しか教えてくれません。

往々にして子どもの自己学習のものさしは「勉強した時間」で、分からなかったら分かるまで考えろ的な根性論が蔓延っている気がします。で、結局よく分からないから答えを片っ端から暗記するみたいな。

非効率的な勉強をやっていた子どもが大人になって急に効率的に仕事をやるとは思えません。非効率だけど量をこなすことで勉強ができていた子どもは、間違いなく大人になったら苦労します。

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じゃあ「効率的な勉強の方法」ってなにって考えてみましたが、あんまり思いつきませんね。巷でよく聞くのは

  • 書け。手を動かしたら覚える!
  • 一夜漬けはダメだ。コツコツやるから定着する!
  • 辞書は紙のヤツを使って、辞書を引いた単語はマーカーでチェックしておくと、重要な単語がわかる
  • 分厚い問題集は挫折するから、薄い問題集を何回もやるほうがイイ

とかですが、なんか違うよね・・・。何も考えずに勉強するよりはマシかもしれないけど、「テストで良い点が取れた」以外に何も得るものがないです。

 

極論でいえば、小中高で学ぶ量を最も少ない時間で得る方法は、高校3年の最後の一年で詰め込むことだと思います。あるときに1時間かけても分からなかった内容も1年後とか2年後の少し成長した後に見ると5分で理解できます。小中高で学ぶ内容なんてそんなもんです。この観点でいえば、後々5分あればできることを1時間かけてやるなんてバカバカしいし、子どもの貴重な時間を最大限有効に使うためには勉強以外のことをやらせたほうがいいです。

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結局、なんで学校がこまめにテストを設けて子どもに継続的な勉強を強要するかと考えると、 「勉強の習慣」をつけることと、「目標へのアプローチの仕方」を身につけることなのかなと思います。

 

「勉強の習慣」をつけることは言わずもがなですね。私も大人になったら勉強しなくて済むと思っていましたが、そんなことはありませんでした。一生勉強が必要です。でも今曲がりなりにもやっていけているのは、小さい頃から勉強を続けていて、勉強が苦じゃないからかなと思います。勉強なんて慣れが大半だと思うので、とりあえず小さい頃から机に座っておく習慣はとても大事だと思います。

 

「目標へのアプローチの仕方」は、例えば自分の現状を把握し必要な工数を見積もるとか、見積もった工数を無理なく消化するためにスケジューリングをするとか、毎日の進捗を管理して柔軟に調整していくタスク管理とかです。これこそ将来大なり小なり役に立つ能力だと思います。

 

これらのことは、大人が教えてあげなきゃ子どもはわかりません、多分。「勉強しろ」とだけ言うのでなく、いかに子どものモチベーターとなるか、また子どもの勉強の方法を把握し、いかにより良い方向へ導いていくか、が親に求められることなんだなと思います。

 

なんかどこぞの企業の課長みたいな役割ですね。中間管理職がイケてないことに定評がある日本ではあんまり期待できないかも。教育大国日本を取り戻すのに必要だったのは、管理職のマネジメント能力の向上なのかもしれません(風が吹けば桶屋が儲かる理論)。